∴ 0=1 -expansion 2010

蛍光灯、電線
H3000 W3000 D3000 (mm)

この宇宙のはじまりは他の宇宙の終わりだったのかもしれない。本作では、割れた蛍光灯を、ビッグバンによって宇宙空間に散りばめられた残骸、即ち星々や我々人間などを表し得るものとして提示している。蛍光管内は放電現象を起こすために 高真空状態にされており、それが割れるという現象が宇宙の起源に類似している。つまり、割れた蛍光灯(一種の「消滅」)は、宇宙のはじまり(「生成」)のメタファーとして捉えられる。本作は、「消滅」(「破壊」)によって「生成」(「創造」)されたものであり、両義的な事象(制作行為)を表し得るものである。