∴ 0=1 -Polaris (BC100000-AD100000) 2015

ネオン灯、ガラス、電線
H500 W500 D300 (mm)

森羅万象は常に変化している。
天の北極に位置するポラリス(現在の北極星)は「不動の星」の異名をもち、地上から見たその位置が変化しないもののように思われている。
しかし、宇宙の様々な力の影響を受けることによって、地球とポラリスの位置関係は長い年月の経過とともに少しずつ変化し続けている。
本作品では、過去から未来(紀元前100000年から西暦100000年)における、地上から見たポラリスの位置変化をシミュレートし、その推移を、100年毎にプロットした光跡から作られる線で表し、それをネオン灯で再現している。
このシミュレーションは、地球の日周運動、年周運動、歳差運動の影響による変化を表したものであるが、実際の宇宙ではその他にも多くの要素が関係し合うため、より複雑な様相を呈するかもしれない。
一見すると、変化しないように思われる星々の位置関係も長い時間軸を基準にすると変化し続けている。このような場合、「静」と「動」の概念は同じ事象を表すことになる。

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